2019/09/10 23:22

≪トゥールビヨンとは≫

重力によって生じる、機械式時計の誤差を補正・調整する複雑機構のことである。

1795年にアブラアン・ルイ・ブレゲが発明したこの機構は、調速機と脱進機がキャリッジカーゴ枠に収められており、そのキャリッジカーゴが一定周期、一定方向に回転することで、重力の影響を補正する仕組みになっている。

フランス語で「渦巻き」という意味。

 

時計界の天才、アブラアム・ルイ・ブレゲ氏によって1800年代に発明されました、さまざまな姿勢で使用するため姿勢差による時間の乱れがどうしても生まれてしまうものですが、

トゥールビヨンを搭載した時計はこの姿勢差による影響をキャンセルするシステムです。

 

この技術の搭載は非常に難しいとされており、3大複雑機構の中でも特に搭載が難しいと言われています。

 

そのため、高級腕時計ブランドの製品ラインの中でもトゥールビヨンを搭載した時計は非常に高価なものが多くなっています。

 

トゥールビヨンの魅力は正確に時を刻むことだけではなく最大の魅力は「美」である。

キャリッジの回転とテンプの動きの美しさを見ていると時が経つのも忘れてしまう。

さらにフライングトゥールビヨンは美そのものである