2026/10/15 21:06

動画はパワーリザーブの考え方を説明する模式アニメーションです。JOHNNYROGER Roiの実機映像ではなく、特定モデルの表示位置・動作方向・持続時間を示すものではありません。
パワーリザーブ表示は、機械式時計のぜんまいがどのくらい巻かれているかを知るための目安です。表示を読むと、次に使うまでに巻き上げが必要かを考えやすくなります。まずは、お使いの時計の取扱説明書で表示の場所と目盛りの意味を確かめましょう。この記事では、モデルを問わず押さえておきたい基本を紹介します。参考:グランドセイコーのパワーリザーブ表示解説
ぜんまいに蓄えたエネルギーを読む表示
機械式時計は、巻き上げたぜんまいがほどけようとする力で動きます。手巻き時計では、リューズを使ってぜんまいを巻き上げ、時計を動かすエネルギーを蓄えます。追加で巻き上げなければ、時計が動くにつれてその蓄えは減っていきます。参考:日本時計協会「機械式時計」
パワーリザーブ表示は、この蓄えの状態を確認する手がかりです。時間の数字が付いている場合も、示しているのは残りの駆動時間の目安です。現在の時刻を読む針や目盛りとは、役割が異なります。参考:ORIENTのパワーリザーブ表示解説
1.表示の場所と目盛りの意味を確認する
最初に、取扱説明書の「各部の名称」や「パワーリザーブ表示」の項目を確認します。文字盤に小さな針があるという理由だけで、それを残量表示と決めないことが大切です。
続いて、目盛りが何を表しているかを見ます。残量を時間で示す表示もあれば、巻き上げ状態と持続時間の対応を説明書で確認する表示もあります。数字、単位、満巻き側と残量の少ない側を、セットで読み取りましょう。表示の形や向きは、ほかの時計の説明をそのまま当てはめず、お使いのモデルで確かめてください。参考:ORIENT取扱説明書、グランドセイコー取扱説明書
2.巻き上げで増え、動くと減る流れを見る
基本の流れは、次のように整理できます。
・ぜんまいを巻き上げると、蓄えが増える
・追加で巻き上げずに時計が動き続けると、蓄えが減る
・表示を見て、次に使うまでの巻き上げを考える
ここで覚えたいのは、「増える側」「減る側」という読み方です。針が右に動くか左に動くか、どの位置が満巻きかは、モデルごとの案内に従ってください。参考:ORIENT取扱説明書
3.中央の位置だけで「残り半分」と計算しない
針が目盛りの中央に見えても、最大持続時間のちょうど半分が残っているとは決めつけられません。位置と時間の対応は、説明書の目盛りや換算の案内で確認しましょう。参考:セイコーのパワーリザーブ表示解説
残り時間が数字で読める場合も、表示は目安として使います。メーカーの説明書でも、表示される残り時間と実際の残り時間が異なる場合があると案内されています。何時何分まで必ず動く、という保証として扱わないことがポイントです。参考:ORIENT取扱説明書
手巻き時計を巻き上げるときの注意
残量が少ないときも、まず取扱説明書で巻き上げ方法を確認してください。リューズの位置、回す方向、巻き上げの目安を自己判断で決めず、無理に力を加えないことが大切です。
手巻きの機構には、十分に巻き上がると、それ以上巻き上げられなくなるものがあります。表示を端まで動かそうとしてリューズを無理に回すと、故障につながるおそれがあります。操作に迷ったり、いつもと違う抵抗を感じたりした場合は、操作を止めて販売店に確認しましょう。参考:グランドセイコー取扱説明書の巻き上げに関する注意
JOHNNYROGER Roiで確認しておきたいこと
JOHNNYROGER「Roi」の商品ページには、JRRG8007/JRRB8014について、手巻きムーブメントとパワーリザーブ機能が掲載されています。Roiの商品情報を見る
具体的な持続時間、目盛りと時間の対応、巻き上げの操作方法は、お手元の取扱説明書で確認してください。説明書で判断しづらい場合は、型番と確認したい表示を販売店に伝えると、質問の内容を明確にできます。
パワーリザーブ表示を見るときは、「どの表示か」「どちらが満巻き側か」「時間との対応はどうなっているか」の3点を確認しましょう。表示の意味を理解すると、手巻き時計の日々の巻き上げを考えやすくなります。
